コーヒーの生豆を買って自分で焙煎するのはおすすめ?

自宅やオフィスでドリップコーヒーを楽しむためのコーヒー豆。

焙煎した豆を購入している人が大部分だと思いますが、「生豆」を買って自分で焙煎してみたら…と考えたことはありませんか?

生豆はどうやって購入するのか焙煎は自宅でも簡単にできるのかお店の焙煎豆とどちらがおいしいのか…などを調べてみました。

「生豆(なままめ/きまめ)」とは?

コーヒーの「生豆(なままめ/きまめ)」は、木から収穫したコーヒーの実(コーヒーチェリー)から、果肉や外皮を取り除き乾燥させたもの。

「生豆」の状態のままではコーヒーにして飲むことはできないため、焙煎が必要です。

コーヒー生豆はお店や通販で販売している?

コーヒーの生豆を買ってみたいなら、近所のスーパーなどではなかなか売っていないため、専門店または通販を利用しましょう。

プロ向けの仕入れ専門店やサイトでは大量に買わなければいけませんが、100gから販売しているところもあります。

コーヒー生豆の保存方法や期間は?

焙煎したコーヒー豆はどんどん風味が落ちていくため、理想としては1週間以内、遅くとも2~3週間で飲みきりたいもの。

でも、実はコーヒー豆は、生豆の状態なら風通しの良い冷暗所で1年以上保存できるんです。

容器も、麻袋やネットのような袋に入れておくだけでOK。

とはいえ、日本の夏は高温多湿なため、そのまま保管しているとカビが生えたり虫がついたりする可能性もあります。

秋冬なら室温保存で、春夏は冷蔵庫の野菜室などで保管する方が安心ですが、やはり多少割高でも使い切れる量を少しずつ購入するのがおすすめです。

自宅でコーヒーの生豆を焙煎するには。フライパンでもOK?

生豆を購入したら焙煎工程が必要です。

自宅でコーヒー豆を焙煎する道具は、手動式からガス・電気式まで意外とたくさんの種類があり、世界中にコーヒー愛好家が多いことがうかがえます。

専用の器具は使い勝手が良いですが、実は家庭用の鍋やフライパンでもコーヒー豆は焙煎できるので、1度試してみてはいかがでしょうか。

フライパンで焙煎するときは、弱火~中火で混ぜながらじっくり加熱し、豆がはぜる(パチッと割れる)ようになったら少し火を強め、できるだけムラなく色づくまで混ぜながら加熱します。

専用の器具と違って色ムラができやすいので、焙煎後に、色づき方が同じ豆同士を選り分けるのが美味しく飲むコツです。

なお、焙煎時には、コーヒーの殻である「チャフ」がたくさん出ます。

専用の焙煎器具にはチャフの飛び散り対策がされているものが多いですが、フライパンや鍋の場合は、ふわふわと軽いチャフが床に散らばってしまうこともあるため注意して下さいね。

生豆と焙煎豆はどっちがおすすめ?

コーヒーを楽しむうえで、1度は挑戦したいという人も多い生豆の焙煎。

時間や手間はかかりますが、自分好みの焙煎度合いで、出来たてのコーヒーを味わえるのは最高ですよね。

いっぽう、自家焙煎には最初は失敗もつきもの。

お客様に出すなど、安定した美味しさが必要な場合はやはりプロの焙煎が安心でおすすめです。

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好みや用途に合わせて両方を使い分けるのもいい方法ですね。