
多くの銘柄やブレンドのあるコーヒー豆。
一日のうちコーヒーを飲む時間帯やシーンもさまざまですが、今回は香りや味わいによって、どんなときにどの豆がおすすめなのかを紹介します。
朝・昼・午後・夜…おすすめのコーヒー豆は?
時間帯によって、おいしく感じられるコーヒー豆の種類も変わってきます。
朝におすすめのコーヒー豆
現代人の朝は、しっかりごはんを食べる人から、ブラックコーヒーだけという人までさまざまですが、最近はコーヒー+少し甘いものを食べて目を覚ます人が増えているそう。
そんな朝に飲むコーヒーは、マイルドで何にでも合う「ブレンド」が最適です。
コーヒー豆を扱うショップにはそれぞれ「オリジナルブレンド」「ハウスブレンド」といった、代表的なブレンドが用意されていることが多いもの。
毎朝のコーヒーとして買うなら、まずはオリジナルブレンドを試してみるのがいいかもしれません。
ランチタイムにおすすめのコーヒー豆
ランチのあとに味わいたいコーヒーは、さわやかな酸味が特徴の、ブラジル・グァテマラ・コロンビアなど、ラテンアメリカ産の豆からチョイスしてみて下さい。
ブラックやアメリカン派の人には、フレッシュな香りとほどよいコクが楽しめる浅めの焙煎(ライトロースト)が特におすすめ。
スッキリとした後味でリフレッシュして、午後からも仕事や家事をがんばれそうですね!
午後におすすめのコーヒー豆

「午後の仕事中、眠気を吹き飛ばしたい!」
「自宅で3時のスイーツと一緒にコーヒーでほっと一息入れたい」
そんなときにおすすめのコーヒー豆は、ビターでコクのある「深煎り(ダークロースト)」で。
深煎りでよく知られているのは「イタリアンロースト」「フレンチロースト」など。
濃厚なコクと深みのある味わいは、ミルクを入れても、そのままでスイーツともよく合います。
夜におすすめのコーヒー豆
夜にコーヒーを飲むときは、質の良い睡眠のためカフェインはできるだけ控えたいですね。
そんなときは「カフェインレス(ディカフェ)」のコーヒー豆なら安心。
「カフェインレスって香りがイマイチなのでは…?」と思うかもしれませんが、豆から淹れれば、カフェインレスでも通常のコーヒーに劣らない香り高いコーヒーが味わえますよ。
シーン別・おすすめのコーヒー豆
シチュエーションや目的によっても、合うコーヒーは変わってきます。
集中したいとき

コーヒーに含まれるカフェインには、脳内で眠気を誘発する「アデノシン」という物質の働きを抑制する効果があります。
頭をスッキリさせて仕事に取り組みたいときにコーヒーを飲むのは、科学的にも理にかなっているというわけですね。
そんなときのおすすめは「ミディアムロースト」のコーヒー豆。
香ばしさや苦味・酸味のバランスがよい味わいが仕事のお供にぴったりです。
リラックスしたいとき
家事や仕事が一段落して、ソファーでほっとひといき…。
そんなリラックスタイムには、大地や自然を感じさせるインドネシア産のコーヒー豆はいかがでしょうか。
スマトラ島で栽培されるコーヒー豆は「マンデリン」の銘柄で知られ、深みのある味わいはカフェオレにもよく合います。
おわりに
毎日の暮らしで、さまざまなシーンのお供になってくれる1杯のコーヒー。
今回は僕のおすすめや一般的な知識を紹介しましたが、もちろん、コーヒーの楽しみ方は自由!
その日の気分や好みで、いろいろなコーヒー豆を合わせてみて下さいね。