今や空前の高級パンブームです。食卓に取り入れてちょっと贅沢なこだわりの高級パンを楽しむのもいいですし、贈り物や手土産などで購入する人もいます。高級パンといってもお店によって味や食感などの違いもありますし、それぞれに好みの味があるのではないでしょうか。そんな高級パンとコーヒーは相性がいい組み合わせとしても知られています。高級パンとコーヒーにはどんな組み合わせが合うのか、詳しくお話していきたいと思います。
■高級食パンブランドでコーヒーが登場している
以前は高級食パンのみを販売していたお店でも、こだわりのコーヒーを一緒に販売している場所も増えています。好きな高級食パンブランドによってどんな組み合わせなのだろう？と気になっている人もいるのではないでしょうか。
まずは高級食パンでコーヒーも一緒に販売しているお店について、まとめてみました。
・乃が美
高級な「生」食パンの専門店として、絶対的な人気を誇る乃が美は、最高級の小麦を使用し卵を使わずに生クリームの甘さをいかして作られています。こだわりの丁寧な製法はもちろんのこと、素材に対しても徹底的に妥協しない姿勢を貫いています。しっとりとしていてもちもちとした弾力があるのも特徴です。甘さが控えめなので食事パンとしてもおすすめ。上品で優しい風味の食パンです。そんな乃が美から登場した「一〇二珈琲」は、インドネシアのゴッドマウンテンをベースにしたコーヒーになり、フルーティーさはもちろん、しっかりとしたコクの深煎りです。酸味が少なく苦みが感じられること、しっかりとした甘さもあるので、パンの甘みをより実感できると思います。スペシャリティコーヒーになり、添加物を一切使用していません。農園まで管理しているトレーサビリティのコーヒー豆を使っています。乃が美のパンとの相性がとにかくいいこと、甘みを強く感じられて食べ過ぎてしまうかも。乃が美のブランド力もありあわせて贈り物にしてもいいかもしれません。
・嵜本ベーカリー
日本各地に店舗を展開している嵜本ベーカリーは、シンプルな食パンはもちろん、季節によって変わるさまざまなアレンジした高級食パンが楽しめるお店です。種類ごとにオリジナルブレンドした小麦粉や製法を用いていること、職人がこだわりの食パンを製造しています。「毎日食べたい」ヘルシーなパンをコンセプトに、2年以上の月日をかけて作りました。一般的な高級食パンに比べると1.4倍にもなる重さや、柔らかさにこだわりました。くちどけが軽く、のど越しの良さにも定評のある食パンです。嵜本ベーカリーでは、そんな食パンの種類に合わせてコーヒーのサブスクもしています。オリジナルブレンドは、3か国のコーヒー豆を使っており、パプアニューギニアとグアテマラを中心に、マンデリンを合わせコクとスパイシーな後味を実現しています。フルーティーさのなかに感じられる爽やかな味わいが特徴のコーヒーです。柑橘系のスイーツとも相性がいいので、パンと合わせて楽しんでみてください。
・まほろば
焼き上げるまでの工程で、丁寧に時間をかける製造にこだわりが感じられる高級食パンです。焼き上げる2日前から仕込み始めて温度管理を徹底しています。店舗によって毎日手作りしている食パンになり、パンの風味の良さを最大限にいかしています。素材の持つ甘みはもちろん風味も良い他の食パンとは違った味わいなのも特徴です。そんなまほろばでは、コーヒーのオリジナルブレンド「倭は国のまほろば」も販売しています。甘みのあるスイートチョコレートのようなまろやかなコーヒーになり、柔らかい余韻が感じられます。食パンならではの風味を引き立ててくれる美味しいコーヒーです。
・お、おいしいっ。う、うまっ。
ベーカリープロデューサー岸本拓也氏がプロデュースした高級食パン専門店です。小麦はもちろんのこと、フランス産の発酵バターやブルーベリー蜂蜜を使用、材料にこだわり毎日店舗にて手作りされているこだわり食パンです。とても香りがよく、中はもっちり、耳はしっかりしている甘めの食パンです。こちらのお店の高松店ではトーアコーヒー商会のコーヒー「オリジナルブレンド」も販売しています。さっぱりとした中にコクと甘みを感じられる味わいが魅力のコーヒーで、甘めの食パンとよく合います。さっぱりとしているので誰でも飲みやすく、長く多くの方に好まれているコヒーです。朝食などにとても良く合う組み合わせなので、お店に行かれた際にはぜひコーヒーも一緒に買ってみていただきたいです。
今回は高級食パン専門店で食パンによく合うコーヒーも一緒に販売されているお店を紹介しました。
次回は高級食パンと相性のいいコーヒーの組み合わせをご紹介します。
