朝食に何を食べるのか？は人によっても変わってきます。例えば、関西圏では朝食にパンを食べる人の割合が多く、高級デニッシュのようなパンの人気が高いそうです。朝食べるものによっても、その日のモチベーションや体調も変わってきます。朝こそ、コーヒーとパンをおすすめしたい、その理由についてお話していきたいと思います。
■朝パン派はどのくらい？
朝、パンにするかご飯にするかはご家庭によっても変わってきます。とあるアンケートによると、朝食はパン派かご飯派かを調べたところ、全体の6割はパン派と答えているようです。地域差や年代による違いもありますが、朝はパンを食べている人が多いようです。その理由として、忙しい朝の時間も手軽に食べられるという声が多く、トースターとして焼くだけでも美味しくなりますし、アレンジの幅も広いのが嬉しいですよね。種類も多いので、毎日食べても飽きることもありません。塗るもの一つで味が変わるパンは、忙しい現代人の味方といえるのではないでしょうか。時短にも繋がる嬉しいアイテムが、パンの魅力ともいえるのではないでしょうか。
■朝はコーヒーとパンがおすすめの理由
朝、パンを食べるときにコーヒーを一緒に飲んでいる人も多いと思います。パンとコーヒーはとにかく相性がいいのもあり、組み合わせとしても抜群です。朝こそ、コーヒーとパンをおすすめしたいその理由について、ご紹介していきます。
・頭がすっきりとする
コーヒーは眠気覚ましにいいといわれています。これはコーヒーのなかに含まれるカフェインが関係しています。人間は体に疲労を感じたときに、脳のなかで“アデノシン”と呼ばれる睡眠物質が分泌されるようになっています。受容体と結合することで、神経の興奮を抑え、心身を落ち着かせる効果が期待できます。カフェインには、このアデノシンと似たような効果が期待できるため、鎮静効果が妨げられ眠気が覚める仕組みです。コーヒーを飲むと頭がすっきりとしますし、パンにはジャムなどの糖質もあるため頭がすっきりとしてパワーも感じられると思います。
・パンの選び方によってはヘルシー
どんなパンを選ぶのかによりますが、パンでもヘルシーなものは多くあります。パンのなかでも全粒粉のもの、シード類をまぶしたものはエネルギーの吸収率も優れています。なかにはビタミンやミネラル、食物繊維なども含まれているので、栄養面でもおすすめです。白い食パンを選ぶよりもこうした全粒粉のパンを選ぶことでよりヘルシーな朝ごはんになります。ブラックコーヒーには脂肪燃焼効果があるといわれていますし、コーヒーとパンの相乗効果も期待できそうですね。
・アレンジの幅が多くたんぱく質もとれる
パンのうえに野菜やハム、チーズなどをのせて食べる人も多いのではないでしょうか。パンは和食でも洋食でもアレンジしやすいアイテムです。例えば、納豆トーストにすれば、栄養面でも優れています。チーズとハム、卵と合わせて食べてもいいですし、ジャムをたっぷりと乗せても美味しく食べられます。ご飯にふりかけだけよりも、栄養バランスもよくしっかりとした朝食がとれるのも特徴です。アレンジの幅が広いのはパンの良さです。
・幸福度が高いから
パンとコーヒーはなんといっても相性がいいので、朝食に食べていくことで一日を「よし、頑張ろう！」と前向きに考えられるようになります。コーヒーには疲労を緩和してくれる効果もあるため、疲れていてなかなか起きられない朝や、気持ちが落ち込んでいてなんだか元気がでないな…なんてときにこそ、コーヒーとパンを合わせて食べるのがおすすめです。炭水化物を気にして避けている人にとっても、朝は自由に食べてOKにしている人も多いのではないでしょうか。幸福度が高いからこそ、パンとコーヒーは欠かせません。
■朝コーヒーを飲むときのポイントは？
朝コーヒーを飲むときに、いくつかポイントがあります。
どんなポイントを押さえておくべきなのか、ご紹介したいと思います。
・アイスよりもホットがおすすめ
朝飲むコーヒーは、アイスだと体が冷えてしまうこともあるため、ホットがおすすめです。特に寝ているときはたくさんの汗をかいているため、ホットコーヒーに常温の水を合わせて飲むようにしましょう。ホットはリラックス効果も高く、朝の忙しい時間でも気持ちが安らぎ、リラックスできるのが実感できると思います。
・少しミルクを足すのもOK
ブラックコーヒーだと、朝はちょっと重いな…と感じる人もいると思います。その場合、ミルクを足してマイルドな味わいにして飲むのもおすすめです。カロリーが気になる人や、タンパク質をとりたい人は、ミルクの代わりに豆乳を入れて調整します。ミルクを入れるとせっかくのコーヒーの味が…と思うかもしれませんが、コーヒーの風味は十分に感じられますし、腹持ちも良くなるので朝飲むときにもおすすめです。
・パンを食べてからコーヒーの順番
朝いきなりコーヒーを飲むと胃腸に負担が…なんて人もいるのではないでしょうか。すきっ腹にコーヒーだとお腹が刺激されてしまい合わない人もいます。そのため、パンを食べて少し胃袋に入れた状態でコーヒーを飲む方が、負担は少なくなると思います。好みによっても変わってきますが、心配な人はパンを少し食べてからコーヒーの順番がおすすめです。
朝コーヒーを飲むときに、一気飲みはおすすめしません。ブラックでもミルクが入っていてもいえることなのですが、余計に眠気を引き出す原因になってしまうこともあります。血糖値を高めてしまうこともあるので、少しずつ飲んで調整していく飲み方をおすすめします。また、砂糖を大量に入れていると眠気がきてしまうので、この点も気を付けましょう。
■まとめ
朝食は、忙しいなかでも至福のひとときですよね。毎日何を食べようか迷っている人は、コーヒーとパンと決めてしまったほうが、アレンジも楽しめるのではないでしょうか。パンにも種類がありますし、どんな組み合わせにするのか、コーヒーの産地や淹れ方によっても味が変わってきます。朝にこそ、コーヒーとパンを食べて元気に過ごせるようにしたいものですね。
